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大げさかもしれないけど、 生きてて良かった そう思った。 言わずと知れた、世界の名バレエダンサー、シルヴィ・ギエムのボレロを観てきた。 東京バレエ団の公演で、これまた偉大な振付家モーリス・ベジャールの演目3つの公演である。 「ギリシャの踊り」「中国の不思議な役人」そして「ボレロ」だ。 ギリシャの踊りとボレロは以前も観たことがあった。そのときのエントリーを見ても、相当に興奮していたことが分かるけれど、今回はそれ以上。 ギリシャの踊りのソロは、前回は首藤康之、今回は中島周。首藤康之と同じ配役になることが多い中島周。個人的には、首藤康之の踊りよりも、中島周の方が好きで、今回はこれも楽しみにしていたのだ。 意識的にしないと、中島周しか目に入らないほど、彼の踊りはいい意味で周りを食っていた。 どちらかというと、男性の場合は線の細いダンサーは好みではないのだけれど、彼の場合は別。 とてもすばらしくて、あぁ、今日来てよかったと、最初の演目ですでに魅せられていた。 そして、最後のボレロ。上野水香のボレロも相当によくって、前回のボレロをきっかけに彼女のファンになったんだった。 そして今回のシルヴィ・ギエム。 久しぶりに全身が震えた。 文字だけじゃなく、本当にブルルッと軽く震えが起こったほど、興奮した。 一番好きな芸術がバレエで、初めてKバレエカンパニーの「白鳥の湖」で、熊川哲也のジャンプを観たとき、前回の上野水香のボレロにも相当全身がゾクッとした。そして今回のギエムのボレロ。 息を飲むってこういうことを言うんだろう。 息をするのを忘れるほど、神経すべてがギエムに吸い込まれていた。 ギエムを取り巻く、20名ほどの男性ダンサーの動きも相当に圧巻なんだろうけど、目に入れたくとも目が、脳がギエム以外に視線を注ぐのを許してくれなかった。 唯一残念だったのは、音楽がオーケストラではなく、テープだったこと。これが、オーケストラだったら、どんなにすばらしかったんだろう。きっと、想像を絶するんだろう。 とはいえ、初めてスタンディングオべーションをしてしまうほど、素晴らしかった。 なんとなく、酔いたいときは一人でバレエを観にいく。いつもはアネと一緒に行くことが多いんだけれど、これは一人で。 興奮冷めやらぬままで、アイボウにその感想を述べたら 「行きたかったなぁ。観たかったなぁ。何で連れて行ってくれなかったのー」 と寂しそうに言われた。 すまんの。 一人で酔いたかったもので。
by sayf-n
| 2009-02-08 21:43
| バレエ
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